STi の光高透過向上技術の原理「表面プラズモン共鳴」

原理解明内容

STi は、従来から基体表面に電荷を形成すると共に光学特性を機能付与することで、透過率の向上、反射率の低減、また、透明基板や透明電極膜の光吸収を大幅に低減する技術を、太陽電池を始め各種光学素子や映像機器の内外部材に提案してきました。

この、機能発現膜の組成をチタニア複合金属―シリカ膜で実施し、これらの組成材中で高透過に起因している現象について、膜組成材の中で発生している現象が、各種現象を分析する中で「局材表面プラズモン共鳴(LSPR)」である事を解明しました。

STi 機能特色

  1. 光の透過率を向上し反射率を低減する数値を大幅に変動させる事が出来る。
  2. 透過基材の光吸収率を変化させ低下させる事が出来る。
  3. 1、2の特性を wet 造膜一層によって形成することができる。

機能評価例

ITO面造膜光透過率データ例

※ 基板:白フロートガラス 厚さ:1.0 塗布方法:SS工法 200℃15分

ITO面造膜光透過率データ

透過率

透過率グラフ