金属電極、金属基体への静電反撥機能による、防錆・防汚技術

技術の背景

• LED発光素子や集積回路等の各種金属（電極）部材が、各種の排ガス（アウトガス等）により錆が発生し、その電流コントロール特性が低下することにより、電極機能の低下を招く事が問題視されていました。
• また、金・銀・白金・銅・SUS・アルミ基板等の金属の化粧性を著しく低下させる錆の、発生を防止する事が長年の課題とされていました。

開発技術の内容

金属基板の錆の原因は腐食性アウトガス・硫黄系ガスや、酸性雨の原因物質であるPM2.5、自動車排ガス、火山性排ガス、火力発電所からの排ガス等の外部環境汚染物のみならず、梱包段ボールや接着剤、その他搬送用品等からの負電荷物質にあり、それらの負電荷物質と金属基材からの電子の飛出しを押える負電荷膜を、厚さ100㎜程度形成することの出来る、酸化チタン複合金属化合物ゾル液を開発致しました。

造膜液の特長