IHヒーターや厨房機器・天板、オーブンの庫内等、又は高温で加工処理をする調理器具や食品工場の高温加工ライン等において積層する炭化重合物を除去できる表面機能膜へのニーズは存在したものの、従前のフッ素膜は擦れに弱く、また炭化重合物を放置すると電荷的に吸着し、除去が困難なことが課題であった。
厨房機器や食品工場での高温加工製造ライン等、加熱される基材の表面にチタニア複合金属粒子を成分とする「静電反撥」膜を膜厚100㎜程に形成する「各種高温使用基板への防汚静電反撥チタニアコーティング液」技術を開発しました。
この液を膜厚100㎜程に形成した膜により動植物油脂や澱粉や蛋白質等が吸着し形成された炭化重合物の離脱を、濡れ布巾等で軽く擦り拭取る又は水中浸漬後拭浄することで、固着した汚れが容易に除去することを可能としました。
